風と波と大地の館

(*^△^*)自作BL小説です。 性描写あり。 R18。

第4章  恋模様  −その1−初キス

「ちわー、黒瀬」
ノックして部屋に入る。




むっすりと腕を組んでいる・・・うっ、なんで怒ってんだ?
「出かけるなら、なんで俺に言わない、  朝、会った時でも言えただろ、心配したんだぞ」




「あ、いや、だって・・・・・・私用だしさ、電車も混んでない時間帯だし」
つかつかと、僕に詰め寄り、顎と捕らえ 上向きに持ち上げる。





「え・・・・・・・・く、黒瀬・・・・・・・・何」
意味深な目つきをして、 親指で、僕の唇をなぞり始める・・・





・・っ・・・ぞくっ、ぞくっとした感覚が、 触れられるたび、腰あたりに覚える。
黒瀬の瞳に 捕らわれて、呼吸が苦しい・・・動けない・・・顔が熱い、どうしよう・・・。





「で、どこへ行っていた」
ふっと 黒瀬が僕を放し、眼光は戻り 僕を見つめた・・・





「佐伯たちと約束したDVDを取りに、あと散歩して・・・・・・・・・・あ、フリマでこれ見つけたんだ、 
素敵だろこの雰囲気」
ポケットの中に、入ったままになっていた袋を取り出すと、
僕愛用のシルバーチェーンを首からはずし、小石のペンダントトップを付け、





その場の勢いで、黒瀬の首に着けた。・・・石の魅力に惹かれて、もらった物だけど、
黒瀬にピッタリだこれ。





何も考えてなかったし・・・・・・・僕が黒瀬にプレゼントする理由・・・・・・えーと理由は・・・
「プレゼントだよ・・・・・・・・・・・・記念に・・・あ、いや・・・えーと・・・補佐の」





黒瀬は目を見張り、ゆっくりと嬉しそうに微笑んだ。
・・・・・・・・あぁ黒瀬、そんな風に微笑まれると僕は・・・






「ありがとう、いいのか・・・大事にするよ」
感無量って感じで、優しく僕を抱きしめた・・・・・・。





あ、いや、黒瀬・・・そんなに深い意味は無いんだけど・・・感激されてもな・・・微妙だ。






中央ホールに移って、珈琲を飲みながら、ふと思い出した。
「あ、黒瀬・・・・・・・・・・・・・そうそう、聞きたいことがあったんだ」





僕は、同好会のことを相談した。 鈴木、運動部じゃないのかと、少し不満そうだ。




「でも・・・でもさ・・・・・・・・・やってみたいんだ僕」
黒瀬の隣に座りなおし、詰め寄って訴えた。





ん・・・・・・あ、目元潤んで、ちょっと甘えた言い方になっちゃったか・・・
あ、いや、黒瀬・・・・・・・・・誘惑してるわけじゃないよ・・・・・・僕はただ・・・





黒瀬は苦笑して、僕の肩に手を回し、僕の唇に自分のそれを重ねてきた。
え・・・僕・・・キ、キスされてるっ・・・・・・・・・黒瀬に・・・心臓が壊れそうだ・・・





体が、燃えるように熱い・・・震えながら、黒瀬の胸にしがみついた。




黒瀬の胸元で絆石は、揺れながら淡い光を放っていた。







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第4章  恋模様  −その2−カウンセリング

今日は、事故の後遺症の、カウンセリングの予約日なので、早退した。
催眠状態の時に、ヒロちゃんが出てきたって、よかった・・・・・・消滅したんじゃなかったんだ。




カウンセリングでは、事故の後遺症で、臨死体験がどうとか、解離性障害がどうとかって。




僕は、42歳の母親であるはずの意識だ、でもって体は16歳の青少年だ、
そして・・・僕は、大人びた16歳の青少年に恋心を持っている・・・




二人の人格が、なかなか交わらないのを、解離性障害って呼ぶらしい・・・
説明を受けたけど、難しくてよくわからなかった。
ただ、精神的に、安心できる人の傍にいる事が大切らしい・・・




僕が、母親の彩音だって事、やっぱり信じてもらえてないみたい・・・・・・悲しいけれど。




精神的に弱っているところへ、守ってくれる人もいなくて、それで自分自身で保護者の人格を形成する、その人格が表に出ている間の記憶は欠如されている・・・
僕、そのケースじゃないし!




彩音自身の詳細な、約40年に亘る記憶は、どう説明するのさ、
納得できないよ、思い込みとかじゃ絶対にない!




思春期は、何十年も過去に経験済みで・・・・・・・・・・・・いや、記憶があるし
ゲイの人達って、恋愛以外の事に関しては、男女間の恋愛している人達より、
ずっと優秀な人達が多い事も知ってるし、尊敬もしてる。
『恋愛に性別は関係ない』 と前々から思って、同人誌に投稿していたくらいだし・・・





あぁ、だめだ、 うまく自分の気持ちを、相手に説明できない・・・
これじゃ、 どんなに質のよいカウンセラーでも、わかってもらえないよな。





僕は、 どうなってしまうのだろう・・・
あぁ、 これがもしかして 鬱(うつ) の状態なのか?
あ、でも鬱病って自覚すると、自殺する人が多いって聴いたことがある・・・
じゃあこれは鬱じゃないのか・・・







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第4章  恋模様  −その3−怖夢

違うんだ、待って黒瀬・・・・・・待ってよ
黒瀬は、僕を置いて足早に歩いて行ってしまう・・・




黒瀬、黒瀬ぇ・・・・・・僕は、恋しい人の名を、何度も呼びながら、追いかけている
どんなに走っても・・・走っても、少しも差が縮まらない・・・僕は泣いていた・・・




「ヒロ・・・ヒロ・・・ひろ・・・ひろみ・・・弘海・・・弘海い・・・・・・・」
遠くで、僕を呼ぶ声がする・・・・・・・・・・・・僕は、声のする方に強い力で引張られた。




・・・・・・・・・・・僕の体を、揺り動かしながら・・・・・・誰かが呼んでいる。
「ねぇ、弘海ったら・・・・・・・起きて、起きてよ・・・弘海」




目を開けると、悠木の心配そうな顔が、僕を覗きこんでいる・・・
「え・・・・・・・僕・・・・・ぁ・・夢?」




「もう、弘海ったら、・・・すごく、うなされてたんだよ・・・・ビックリしちゃったよ。」
僕の顔は涙で、ぐしゃぐしゃに濡れていた。





「・・・・・・・・あ、ありがとう」
僕の声は、かすれ震えは止まらない・・・・・がくがくする両腕で、自分を抱きしめる。
僕の様子を見ていた悠木は、ちょっと行ってくるって部屋から出て行った。




少しして、勢いよくドアが開き、パジャマ姿の黒瀬が、血相を変えて飛び込んできた。
「鈴木っ・・・・・・大丈夫か」




「黒瀬、黒瀬ぇ・・・僕、僕・・・・・・」
涙で潤み、震えが止まらない僕を、黒瀬はそっと優しく抱きしめる・・・




「俺はここに居る、・・・ここに居るから安心して眠れ・・・」
僕は黒瀬の体温を感じ、恋しい人の匂いに包まれて、ようやく体の震えが止まった。




悠木は黒瀬と入れ替えで向こうに泊まるらしい。





「俺のことを夢にまで見てくれたのか・・・光栄だな・・・今夜はずっと添い寝してやるよ」
黒瀬は僕の髪を掻き揚げて、額に優しくキスを落した。






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第4章  恋模様  −その4−添寝  ※R18

※R18



今夜はずっと添い寝してやるよ・・・・・・・その言葉に顔がぶわっと熱くなって、
ずくんって 反応してしまい、僕は慌てた。



恥ずかしくて、黒瀬から、離れようとすると・・・
その仕草で気付かれて・・・黒瀬は、後ろから僕を抱きしめる。



大きな手で、立ち上がってしまった僕の股間に触れた・・・
「こんなに なってたらキツイだろ、楽にしてやろうか」



パジャマのズボンを、下着ごと膝下までずらした。
ぷるん と僕のファルスが飛び出して・・・・・・・は、恥ずかしい・・・



ほんのりと淡い ピンク色した僕のそれは、先走りを滲ませ、ふるふると震えている。
僕の体は、黒瀬に触れてもらえる幸せに、全身が熱くなる。



黒瀬のたくましい指が、僕のファルスに絡みつき、ゆっくりと扱き始めた。
「んっ、はっ・・・はぁっ・・・ぁん、んんっ・・・んぁっ・・・あぁっ」



黒瀬から与えられる刺激は、どうしてこんなに、いいんだろう・・・
この体を使い始めてから、自慰は何度か経験したけど・・・こんなによくなかったのに。



僕はたまらなくなって、黒瀬の両腕をつかんだ。
腰が動いちゃう、恥ずかしい・・・揺らすのを止めたいのに・・・よすぎて無理だ。




・・・もう我慢が出来なくて・・・戸惑う位 甘い声になっちゃう・・・
「あっ、あっ、あ、あん・・・あぁっ、あぁっ・・・やっ、やっ・・・黒瀬・・・あぁん」




透明な液体が、鈴口から だらだらと溢れて止まらない。
くちゅっ、くちゅっと、恥ずかしい水音が、僕の耳を打つ・・・・感じすぎて涙が頬を伝う・・・
「あっ・・・あ、あぁっ・・・あぁん・・・・・・い、いい・・・いい・・・黒瀬、黒瀬ぇ」




「いいぜ・・・・・・・・いけよ・・・・・・・・・ほら」
「あぁっ、あぁっ・・・・・・・・・やあぁぁー」
僕は、黒瀬の手の中で・・・爆ぜた・・・




膝が、がくがくして体を支えられず崩れ落ち・・・
黒瀬は、片手で抱え、ティッシュで後始末をしてくれた。




「いっぱい出たな・・・・・・本当 可愛いぜ」
僕を、向き直させて抱きしめ、涙で潤んだ目元にキスしてくれた。




他の人だと嫌なのに 黒瀬に言われると、胸がきゅーんってなって、涙が溢れて・・・
黒瀬の胸に顔をうずめて・・・・・・僕、僕・・・・・・・とっても幸せだ・・・・・・





ヒロちゃん・・・・・・・・・・ごめんね・・・もう少しだけ・・・・・・黒瀬を貸してね・・・




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第4章  恋模様  −その5−思惑 ※R18

※R18


「くっ・・・・・・・・・たまらねぇな・・・・・・・・・・・・これ位は、赦せ」
黒瀬は、傍らで幸せそうに 眠ってしまった、弘海のパジャマのボタンをはずし
ズボンをずらすと、白い胸と股間を曝け出した。



弘海のふっくらとした桜色の唇は少し開きかけ、ほのかな色気を放っている・・・
白く細い首筋から鎖骨にかけてのライン・・・
白い胸に、淡いピンク色に色付いた小振りのそれは、夜の空気に触れて、しこり尖り
少年ぽさが抜けきれない、しなやかな体のライン・・・
股間の淡いピンク色のそれは縮こまり・・・



情欲にまみれた視線で舐めまわし・・・俺に弄られ、淫らに喘いだ 弘海を思い出しながら、
欲望に支配され、凶暴に反り返った、ファルスを扱き始めた。



欲しいものは必ず手に入れる・・・逃がさない・・・この俺を、こんなに煽りやがって・・・



柔らかで甘い桜色した唇を・・・・・・・・・・・・・・・口を開けさせ、心ゆくまで味わいたい
白く細い首筋から鎖骨にかけて・・・・・・・・・・・舌を這わせ、噛み付き、舐めまわしたい
淡いピンク色で小ぶりのそれは・・・・・・・・・・・赤く色づくまで吸付き、尖らせ、甘噛み、押し潰して味わいたい
しなやかな体のラインは・・・・・・・・・・・・・・・・・舐めまわして、官能を引き出し、喘がせてやる
股間の淡いピンク色のそれは・・・・・・・・・・・・・たっぷりと舌を絡ませて、扱き いかせてやる






まだだ、まだ・・・・・・もっと俺に惹きつけてから・・・・・・たっぷりと味わってやる・・・
ゆっくりと・・・・・・じっくりと・・・・・・・・・・時間をかけて・・・・丁寧に体を開けば・・・
極上の快楽が訪れる・・・・・・・・・・この体なら・・・・・・名門にだってなるかもしれない・・



雁字搦めにして、動けなくなるまで・・・・・・・俺を欲しがる様になるまで、感じさせて
本性を知っても・・・この俺から、逃げる気が失せるまで、その体に教え込んでやる
「はっ、はぁっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くっ・・・・・・ん」






手に放った情液の後始末をし、弘海のパジャマを直すと、軽く唇にキスを落した。





俺も、ろくなモンじゃねえな・・・・・・ダチの体に、おっ立ててんだから・・・




しかし・・・・・・・・弘海も変わっちまったな・・・・・・
いくら記憶が、ないからって、変わり過ぎだぜ・・・・・・・・・・・本当に
俺のダチだった弘海は、俺と一緒に悪乗りして、色々と遊んだし・・・




そうそう・・・・・・・・・・・・・・・母親の留守に、部屋に忍び込んで、
隠してあった・・・・・・・・・・・スケベなDVDを、見ながら、じゃれ合って
交互に女役やりながら・・・弄り扱き合って、冗談でキスしたり・・・




ま、さすがに 『ベロチュー』 はしなかったけどな・・・
女を犯したくなって、『年上のお姉さん』を、ナンパして連れ込んで犯して






そういう遊びをしてた、ダチだったのに・・・



ちょっと姿を見ないと思ったら、事故したって?・・・
退院したって聞いたから、また一緒にバカやって遊べるかと思って待ってたら・・・



俺を、無視しまくるし・・・・・・ムカついて、色々とちょっかいかければ・・・
事故が原因で、ぜんぜん俺のこと、忘れちまってるときた・・・






別人になった弘海は、もろ・・・俺好みの性格してるし・・・女なら速攻で犯してる
俺に気がありそうだったから、仕掛けてみれば、俺を信用しまくりだし・・・




ま、それならそれで、俺としても、楽しませて貰おうかと思ったんだが・・・
どうも、俺自体が・・・・・・・・・こいつに惚れてきちまった・・・




起こさないように 弘海の髪に優しく触れ、逃がしてなんかやらないぜと囁いた。
弘海から、擽ったそうな吐息がもれる・・・・・・今度は、いい夢らしい・・・
俺が、掛け布団の下から、弘海の背中を、とんとんってあやすと
むにゃむにゃと、俺のほうへ寝返りをうってきた





・・・可愛い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・必ず俺のモンにするぜ。






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第4章  恋模様  −その6−動揺

目が覚めると、横に黒瀬が寝ていた。




そうだ、昨日、黒瀬に添寝してもらったんだ・・・
黒瀬の大きな手に扱いてもらって・・・・・・体がぶわっと熱くなった。
「あ・・・ん・・・」



黒瀬の手の感覚を、思い出して下半身がズンって反応しちゃった。
僕・・・・・・すごくスケベだ・・・・・また、して欲しくなっちゃうなんて。



黒瀬に触れたい・・・・・・僕我慢できない・・・黒瀬が起きないようにしなくちゃ
そっと掛け布団の下から、黒瀬の下半身に手を伸ばす・・・



げっ!! いきなり掴まれた
「くっ、黒瀬・・・あ、あの・・・おはよう・・・・・・えーと・・・起きてたの?」



黒瀬は片眉をあげると・・・布団を剥いで、僕にのしかかって来た。
「鈴木、俺のここ、触ってどうするつもりだ」



僕の股間に、黒瀬のそれを擦り付けた
「あ、うそ、 やっ、何で、 あっ、やん、 だめって、あっ、あっ」



黒瀬、まだ僕、触ってなかったのに、何でそんなデカいんだよ。



「ったく、鈴木・・・・・俺を煽るのも、いい加減にしとけよ・・・襲うぞ・・・・・・俺だって 『犯りたい盛りのコーコーセイ』 だぞ・・・ ま、俺に犯らせてくれるってなら大歓迎だぜ」



「え・・・・・・・・僕と・・・したいの? 黒瀬・・・でも、僕・・・あの・・・」
黒瀬の顔が、ゆっくり近づいてくる・・・どうしよう・・・僕・・・黒瀬 好き



「じゃ、してもいいよな」
黒瀬は、僕を抑え込んで、耳元で囁いた。



体中が燃えるように熱い・・・・・・あぁ僕、どうしょう・・・
黒瀬はあっさりと僕から離れた。
「え?」



「今日 学校だしな、もう起きないと、後でたっぷりと可愛がってやるぜ、その前に早朝ランニング行くぞ、ほら」



「あ、うん  起きる」





僕がまだ、通院していることや、昨夜の事で、寮長と相談して、
僕は黒瀬と同室になることになった・・・保護者だからって



保護者?  保護・・者・・・・・保護する人ってことか・・・
え・・・それって・・・それって・・・僕、なんだか複雑な気分だ。




同室の悠木も、賛成してくれたし・・・・・あぁ僕・・・悠木に迷惑かけてた。
でも、悠木なんだか、いい事があったみたいで、とても機嫌がいい。





僕が考え込んでいると、黒瀬がむっとして 不満かって・・・
いや、不満なんじゃなくて・・・あまり深く考えないほうがいいか・・・






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第4章  恋模様  −その7−レッスン1 ※R18

※R18


「なぁ・・・・・・してもいいか」
後ろから抱きしめ 耳元で囁くと、弘海はびくっと反応した・・・・・本当に耳が弱いんだな。



耳たぶを軽く食み・・・・・・穴の中に舌先を、チロチロと舐め、中に差込み出し入れする。
「あ・・・ああん、あ・・・・・・・やぁ・・・・・・あ、あっ・・・・・・やんっ」
くそっ、そんな甘い声出すな・・・・・・腰にくるぜ・・・




さあ、始めようか・・・これから毎日だ・・・俺好みに なるように、じっくりと。




『レッスン1、キス』 だ。  口の中で、感じて半立ちになるように・・・



弘海を向き直らせ、俺が微笑むと・・・真っ赤になった・・・・・・・そんなに俺が好きか。



ベットの端に並んで座り、弘海の頬を、手で優しく包み込むと・・・
気持ちよさげに目蓋を閉じた・・・



桜色の唇を・・・・・・たっぷりと・・・・・・味わってやるぜ。
俺は 舌なめずりして、ゆっくりと弘海の唇に重ねた。



唇の表面を舌先で、右の端から左の端まで、ゆっくりと往復し、なぞる様に舐める。
弘海の腰の辺りが、ぴくぴくっとして揺れる・・・・・・・腰にくるのか・・・ここか・・・




この辺か・・・・・感じる時に 『腰に、くる』 場所を確かめるために腰を撫で回す。
その場所は、 舌で舐めまわして、官能を引き出すときの、ポイントだからな・・・




上唇と下唇を 交互に吸い付き、軽く食む、
舌先で唇を、上下に押し開き、歯列をなめ、弘海の口を開かせた。




口の中に入っていき、上あごを舐め・・・
びくっと逃げた 弘海の舌を、追い捕まえて・・・
舌を絡ませ・・・・・・擦り合わせ・・・・・・・噛付き・・・・・・吸った。




二人の唾液が 混じりあい、弘海にゴクンと飲ませた・・・・・・勘はよさそうだな。
弘海の口から、飲みきれなかった 唾液が溢れ出て流れた。





俺は、口元から顎にかけて、舌を這わせ舐め取り、軽く、ちゅって唇にキスを落した。






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第4章  恋模様  −その8−レッスン2 ※R18

※R18


弘海の 頭の後ろを 手で支えて、ゆっくりと押し倒す。
次 『レッスン2 官能の開発』 だな。



ちゅっ ちゅっ ちゅっと、弘海の顔中にキスをする。
弘海は、くすぐったそうにして、くすくすと笑った。



「笑うなよ」
唇に軽く噛み付いた。
く、くっ・・・・・・・ウットリする位じゃないとな、もっと俺に感じさせてやるよ。



「あんっ」
甘い声を出しやがって・・・もっと、もっと喘がせてやるぜ・・・



白い肌を、たっぷりと味わうか・・・




弘海の服のボタンを、 ゆっくりと見せ付けるように 外していく
俺の手で 剥かれていくのを、 見てるだけで、感じてきたみたいだな・・・




赤面し動揺した 弘海の瞳を覗き込みながら、上半身を剥いた・・・・・・たまんねぇ。
「綺麗だ・・・・・・・小さくてピンク色だな ここ・・・・・・弄ったことないのか?」




弘海は、恥ずかしそうに震えながら・・・それでも俺に、弄ってもらいたそうな素振だ。
いいぜ、たっぷりと弄ってやる・・・・・・淡いピンク色から赤く色づき、尖るまでな。




弘海の胸の尖りにキスを落す・・・びくっと跳ねた・・・感度よさそうだ。




顎から首筋にかけて 唇を這わせていく・・・・・・吐息が漏れ、ぴくぴくと体が反応して揺れる。
もち肌か・・・俺の肌に吸い付く・・・・・・・・たまんねぇな・・・やべぇ・・・俺のほうが溺れそうだ




反応したところを、確かめるために、何度も往復して這わせていく・・・
弘海の瞳は 淫猥に潤み、吐息が喘ぎに、徐々に変わっていく・・・
あぁ、いい・・・なんて顔してんだ、 その表情、俺意外に見せたら承知しねぇぞ。





・・・・・・弘海の白い肌が 赤みを帯び、恥ずかそうに、身をよじるのを抑え込む。
いいところだろ 逃がさねぇぜ、たっぷりと 可愛がってやるって・・・




唇でゆっくりと、首筋から鎖骨の方へ下ろしていく。 あぁ、まじ やべぇって・・・
我慢できずに いきなり鎖骨に噛み付いた
「ひっ・・・・・・・・・あ・・・・はぁんっ・・・うっ・・・・・・あ・・・・・・はぁっ・・・・はぁっ」




強すぎたかな・・・・・・・びくっとした反応に、 今度は、軽めに噛み付きながら、
舌で舐めまわし、所々ちゅっと、音を立ててキスをする・・・・・・・・・
これ、鳥肌が立つほどいいか・・・ ふふっ、そうか・・・もっとしてやるよ。






手のひらで 胸の辺りを撫で回す。小さな胸の尖りが、時々手のひらに当たって引っかかる。
その度に弘海は 息を詰め、腰がぴくっと反応して揺れる・・・




俺の指に、吸い付く肌だから、余計に摩擦があるんだろ・・・
こんなに反応してくれると、嬉しくなってくるぜ




指先で、胸の尖りの周りから 円を描きながら、中心に向かって触れ、押しつぶし、上下に左右に指先で撫で回す。
「ん、んっ・・・・んふっ、・・・ふっ・・・ふはっ・・・んや・・・・あっ・・・あっ・・・」





徐々に、ピンク色が濃くなり、腰の辺りがぴくっぴくっとして・・・
胸のそれは尖り、しこってくる




下半身も反応してきたな・・・あとで可愛がってやるから待ってろ。
あぁ・・・すげー楽しい・・・・・・・・・こいつ・・・・・・本当に感度いい・・・




胸の尖りを舌先で転がし、口に含み 何度も強く吸い、唇で食み 舌で舐めまわした
・・・甘い喘ぎ声が、ひっきりなしに、弘海の口から溢れ出てきた。
「あぁん、やっ・・・やぁーっ・・・そんな・・・しちゃ・・・やっ・・・やぁ、やっ・・・あぁん」





しこり尖った胸の尖りを、こりこりと食んでやると・・・
「あっ、あっ、あん、あぁん、黒瀬ぇ・・・・・・ん、や、やだ、あぁん、黒瀬ぇ」
あぁ、いいぜ・・・すげー興奮する。  誰に感じさせて貰ってるか、忘れんなよ。





もっと、もっと感じろ、 胸を弄られて いける位に・・・





繰り返し、吸われた胸の尖りは、すっかり赤く色づき 立ち上がっている。
明日になればそこは、ひりひり痛んで 指で触れたくらいでも、ひどく感じるだろうな




でも、まだ止めないぜ・・・・・・・・・くそっ、たまんねぇ・・・俺もう、ギンギン 痛え。





「ひぃっ・・・やぁっ、あぁん、あぁん、黒瀬ぇ・・・も、もうっ・・・やぁっ」
そんな、涙をウルウルさせた目で 俺を見るなって・・・・まじ煽ってんのか。





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第4章  恋模様  −その9−レッスン3 ※R18

※R18



「苦しいか」
弘海の、潤んだコバルトブルーの瞳を、覗き込み




淡いピンク色のファルスを、手で包み込むと、体が振るえ硬直した・・・
「あんっ」




瞳を見つめながら、ゆっくりと擦ってやる。
「あ、あ、やんっ 黒瀬」




感じすぎたのか 大粒の涙が 頬に流れ、俺の首に 両腕を巻きつけてくる。
いいのか・・・・・・俺に触れられて そんなに・・・・・・いいんだな。




俺は、頬に流れた涙を 舐め取り、 桜色の唇を、甘噛みして唇の感触を楽しむ。



舌先で唇を上下に押し開き、歯列を舐め、口を開かせる・・・
上あごを舐め、逃げる弘海の舌を捕まえて、舌を絡ませ・・・
擦り合わせ、噛付き吸い合う。






混じり合った二人の唾液を、弘海に飲ませた。




弘海のファルスは、ピクピクと振るえ、鈴口から溢れる透明な液体で、びしょびしょだ・・・
指で、ファルス全体に、馴染ませて、扱き始めると、ぐちゅっぐちゅっと 水音が響く・・・
「あぁっ、黒瀬ぇ・・・もう、もう、だめっ、あっ、あぁっ」




顎から白い首筋にかけて舌を這わせ、弘海のいい所に、音を立ててキスをすると、
「ああっ・・・・・・やぁーっ」
びゅ、びゅっと俺の手の中で爆ぜた・・・・・・。






弘海の唇に軽くキスを落すと、弘海の腕を解き、後始末をする。
弘海のピンク色のそれは、まだ立ったままだ・・・




俺は微笑が抑えられない・・・
・・・・・・・・・さぁ・・・・・・ 『レッスン3』 に移ろう。




俺は、弘海の脚を 割り開いて、体を割り込ませると、
弘海は、ビクっと怯えたように、俺を見つめた。




俺は、淡いピンク色のそれに、キスを落し・・・
あせった弘海が、身をよじって逃げるのを、




腰を掴んで抑え込み、根元から先端にかけて、舌を這わせる。
「ひっ、やぁぁんっ・・・・・・黒瀬、だめ、だめだったら」





それだけで硬さを増した、弘海のファルスの頭を、ちろちろと舐め、口に含み、舌を絡ませて、味わう。
「やだぁっ、黒瀬ぇ・・・あぁん、やぁっ」





弘海・・・・・・・お前・・・・・・・・本当に こんなんで、女を犯ってたのかよ・・・
女にフェラさせた事、なかったとでも・・・・・・・・・疑いたくもなるぜ・・・
可愛い子ぶってるわけじゃ なさそうだが・・・





唇を窄め 強く吸いながら扱くと、弘海から 甲高い悲鳴が聞こえる
ファルスの頭を銜えたまま 左右に振ると、先走りが だらだらと滲み出し・・・




俺は、それを舐め取り、鈴口を舌先で何度も穿り、甘噛みする。
弘海の腰が、俺の口の中に、押し入るように揺れる・・・




その動きに合わせて、窄め 円を描くように回し、吸い、舌を絡めてやる・・・
「あぁっ、ああっ・・・黒瀬、黒瀬ぇ・・・いいっ・・・もっとぉ・・・いいん・・・黒瀬ぇ」




俺は、弘海の 左右の胸の尖りに指を這わせ、交互に 捻りながら摘み上げ、
押し潰し、指先で弾き、こね回す。
「あんっ、あんっ、あぁっ・・・いいっ・・・いっちゃう・・・黒瀬っ、黒瀬ぇ」
ひときわ強く吸うと俺の口の中で、びゅ、びゅっと爆ぜた。





俺は、弘海の情液を、辛うじて飲み込んだ・・・・・・・・・味は・・・何というか。
あんまり・・・・・・飲み込みたいモン じゃないが・・・
弘海のなら・・・・・・これからも飲んでやる・・・





「やだっ・・・黒瀬・・・・・・の、飲んじゃったの?・・・・・・ばかぁ」
真っ赤だ・・・・・・・・・可愛いぜ 弘海、・・・・・・・もっと、もっと、よくしてやる。







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第4章  恋模様  −その10−レビュー1 ※R18

※R18



「やだっ・・・黒瀬・・・・・・の、飲んじゃったの?・・・・・・ばかぁ」
僕は、息を整えながら 黒瀬を見つめた。



・・・・・・・・あ・・・あ・・・・・・・僕の放った情液の飛沫が、黒瀬の口元に・・・
黒瀬の瞳は欲情の光を宿し、 僕に見せ付けるように、舌で口元の飛沫を、舐め取ると、
不敵に微笑んだ。・・・・・・・・・・・・・・凄く色っぽくて、ゾクッとした。




黒瀬は苦しそうだ・・・黒瀬の股間は・・・・・・・・・・・・・・・・・・!! デカっ
黒瀬の股間のデカさは・・・その・・・・・・わかってたんだけど・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・今日のは一段と・・・そのぉ・・・・・・・・デカい。





・・・・・・・・僕、今日、黒瀬にいっぱいして貰ったし・・・
僕も、黒瀬の 今日こそは触りたい・・・・・・
意を決して、黒瀬の反り返った ファルスに手を伸ばす・・・



黒瀬は、ハッと目を瞠り、お前はしなくていいって・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶー!!
「でも僕も、したいんだ・・・・・・僕も、黒瀬の舐めたい」




苦笑した黒瀬は、じゃ、ちょっとだけなって、
両手を後ろにつき、僕を自分の足の間に、挟むように体制を変えて、
僕の手を 黒瀬の股間に誘導した。




僕は、黒瀬のトランクスの上から、ファルスの形を 確かめるように触れた。
ぴくって、それが動いた。



僕が、四つん這いになって、トランクスの上から、唇でファルスをなぞると・・・
黒瀬ってば、苦笑してる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう!





トランクスを、ちょっと下にずらしただけで、僕よりずっと大きなファルスの頭が・・・
僕はそれを、餅食い競争の要領で、パクリと銜えて押さえ、トランクスを脱がせた・・・





うっ・・・・・・・・・これ以上無理みたい・・・大き過ぎだ・・・ファルスの頭の部分だけしか、
僕の口の中に入らない・・・





僕は、黒瀬の両腿に、わきの下を預け、両手でファルスの幹を、上下に扱いた。
黒瀬が、してくれたみたいには・・・出来そうにないので、他の方法を考える。





目に、涙が滲んできた。ちゅうちゅうと吸うと、黒瀬から 吐息が漏れる。
僕は嬉しくて、舌を動かそうとするけど・・・・・・・・・・・うまくいかない・・・





口から出して、改めて 括れの部分に、舌を這わせ、手で上下に扱きながら、舐め回した。





黒瀬が、僕の髪の毛を、優しく掻き揚げる。
僕が、舌の先で鈴口を、ちろちろと穿りながら、黒瀬を見ると、
淫猥な表情で、僕を見つめていた。




僕は、その表情だけで、凄く興奮して来て・・・
恍惚とした表情に、なっちゃってると思う。




でも、隠すことも出来なくて。
はしたない僕の下半身は、また熱を持って、立ち上がってきた・・・





僕は、胸が、ドキドキで、ムラムラで、とても苦しくて・・・
でも、もっと、もっと、黒瀬のファルスを、しゃぶっていたくて・・・





黒瀬のファルスの頭を、銜えながら強く吸い、円を描くように、手で上下に扱き続けた。
無意識に僕自身を シーツに、擦りつけるように、腰を振り動かしてた。






黒瀬は、腹筋を使って起き上がると、僕の胸の尖りを弄り、摘み 揉み潰す。
僕は、堪らなくなって、口から黒瀬のファルスを出すと、体から力が抜け、崩れた。
力なく、はぁはぁと喘ぐ・・・・・・苦しくて、苦しくて、じっとしていた。





黒瀬は 優しく僕を抱き起こし、愛しそうに僕を見つめて、
汗で額に張り付いた、僕の髪を掻き揚げ、額にキスしてくれた。・・・・・・・・・・・嬉しい。







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第4章  恋模様  −その11−湯浴み ※R18

※R18



「シャワー浴びような」
黒瀬はベットを降り、優しく僕を抱き上げると、バスルームに連れて行ってくれた。




僕の頭から足の指の間まで、ゆっくりと優しい指使いで・・・
洗うというよりは、官能を呼び覚ますような・・・




黒瀬は、たくましい指先で、胸の尖りの周りを円を描くように触れる。
散々弄られて、赤く尖ったそこは、ボディソープがヒリヒリして、




「ひっ、痛い・・・痛い、黒瀬ぇ・・・やだぁ・・・」
痛くて僕は悲鳴を上げた。  目に涙が滲む・・・




「あぁ、わりーな、少し我慢しろ」
黒瀬は、みぞおちの辺りまで優しく洗うと、シャワーで流した後




ゆっくりと、おへその辺りから再び洗い始める・・・
僕は擽ったくて身をよじると、  コラっと僕の股間を、ぎゅっと握られた・・・
「あんっ」




ボディソープで滑る指で、何度も何度も撫でられて・・・
擽ったかった場所が、たまらない快感の場所へと変わっていく・・・




甘い喘ぎ声が、ひっきりなしに、僕の口から溢れ出る・・・
痛みに縮まった僕の股間は、徐々に勢いを取り戻してきた。




黒瀬のファルスは、大きく太く凶暴に反り返っている。





黒瀬と僕のファルスを密着させ、僕の両手で、まとめてしっかり握らせ、
放すなよって腰を動かし始めた。
「ん、んぁ・・・あ、あぁ・・・あぁん・・・・・・い、いい・・・いい・・・黒瀬、黒瀬ぇ」





ボディソープだけでなく、二人から溢れ出した先走りが交じり合い、
ぐちゅっぐちゅっと淫猥な音を奏でる。




黒瀬から与えられる刺激は、甘美で心と体をとろかせる。
もっと、もっとって甘えてしまう・・・




「そんな、顔して煽るな、抑えられなくてお前の中に入れたくなるぜ・・・もっとゆっくり、お前の体、慣らさなきゃ・・・お前を壊しちまう・・・・・・・・・だめだ」
欲情した光がらんらんと瞳に輝き、黒瀬は苦しそうに顔をしかめる。




噛み付くようなキスをされ、喘ぎ声は飲み込まれ、角度を変えてキスが深くなる。
上あごを舐められ、舌を絡ませられ、擦り合わされ、噛付かれ、吸われる。
二人の唾液が混じりあい、ゴクンと飲んだ。
僕の口から、飲みきれなかった唾液が溢れ出て、黒瀬の舌に舐め取られる。



「あ・・・んっ・・・」
もっと欲しいとキスをねだると、惜しみも無く与えられる。・・・・・・・・・嬉しい。




深く舌を絡ませあって、じゅるじゅると唾液をすする。
頭の中がふんわかして気持ちいい。このままずっと黒瀬と触れ合っていたい・・・




僕を左手で支えながら、右手で僕の尻を撫でる・・・
撫でながら黒瀬のたくましい指が、僕のスリットに滑り込み、
僕の秘穴の周りを優しく撫で回す。





ボディソープの滑りを借りて、つぷっと指が入ってきた・・・
入り口から浅い部分を出たり入ったりしながら、あやすようにほぐし、
徐々に深く入ってくる・・・・・・異物感でぞくぞくする。




うぐっ・・・ん、ん、んんっ・・・たまらず僕はキスを振りほどく
「や、やぁ、やだぁ・・・・・・やぁ・・・・・・」





黒瀬の腰の動きにあわせ、指を秘穴に出し入れする、一本指が慣れ、
僕の吐息が乱れ始めると、指を少し曲げて、内壁を押しながらぐるっと回した。
「きゃあーっ」
「ここか、ここがお前のいい所か」





「ひ、ひゃぁ・・・いや、いやぁ・・・そこやぁ・・・」
黒瀬は、腰使いを速め、追い上げていく、僕の中の指は黒瀬のリズムで、
執拗に一点を突きまくられる。





「あ、あ、あぁん・・・あん、だめ、でちゃう・・・黒瀬、黒瀬ぇ・・・」
「俺もそろそろ限界だ、一緒にいこう」
縦横無尽に腰を回し、僕と黒瀬のファルスは一緒に上り詰め、びゅくびゅくと爆ぜた。





愛しそうに抱きしめて、呼吸を整えると、二人の白濁した情液にまみれた体を、
黒瀬は丁寧に洗い流していく。




体を・・・指一本動かすのも億劫で、僕は黒瀬にされるがままになっていた。
とっても幸せで・・・涙で潤んだ目で黒瀬をじっと見つめた。




黒瀬は、とろけるような優しい笑顔で、僕の額にキスして、バスローブで包み、
優しく抱き上げ・・・・・・黒瀬のベットに、そっと横たえ、掛け布団をかけてくれた。







頭を優しく撫でていると、俺の傍らで疲れきった弘海は、眠ってしまった。




「あぁ・・・・・・・・・やっちまった」
ベット端に座り、両手で自分の前頭を抱え、落ち込みながら呟く




俺も大した事ねぇな・・・・・・・・我慢ってモンが出来なくて・・・
強烈に弘海が欲しくて・・・ゆっくりと、じっくりとやるはずが・・・




急激過ぎたよな・・・・・・あぁ、くそっ
俺が触れること・・・・・・拒絶するか・・・・・・・・・・・・・・でも放してやらねぇ





惚れさせてメロメロにするはずが、すっかり俺がメロメロじゃねぇか。
ざまーねぇったら・・・






・・・・・・深いため息は、夜の闇に吸い込まれていった。






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第4章  恋模様  −その12−困惑

「鈴木、おい・・・起きろ、起きろって」
昨夜の行為の影響か、いつもの時間になっても、起きない弘海が心配になる。




すやすやと眠っている弘海に、見惚れる・・・
ふっくらとした唇に、吸い寄せられるように、俺は唇を重ねた・・・




『 眠れる森の美女 』 ならぬ 『 眠れる森の美人か 』 いや 『 白雪姫 』 だったか
・・・・・・・・・・・・・・これで起きれば童話だろが・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不意にやった行為に、自分で突っ込みを、入れながら苦笑する。





・・・・・・・・・・・・・・『 姫 』 か・・・・・事故にあう前の 弘海が、本来の弘海ならば、
事故後の今のこいつは、まさしく 『 姫 』 だな・・・この俺を惹きつけて放さない。





「鈴木、起きろって・・・・・鈴木」
先ほどからずいぶん 起こし続けているんだが・・・・・・・・段々不安がひどくなる・・・
・・・・・・いつもなら この時間早朝ランニングしてる時間だし・・・





こいつ、何だかおかしくないか・・・・・・いつもこうだったんだろうか・・・
前、同室だった悠木に聞いたほうがいいか・・・何か分かるかもしれないし

携帯で連絡を取ろうとして、舌を鳴らした。 番号が登録してない・・・
朝っぱらからヒンシュクを買いそうだが・・・・・・・・・・・・・緊急事態だ・・・





悠木の部屋に行き・・・・・・思いっきりヒンシュクを買いながら・・・
悠木を 『 俺と弘海の愛の巣 』・・・いや、『 俺達の部屋 』 に連れてきた・・・
・・・・・・悠木も弘海を起こそうとするが、やはりだめで・・・・・・





「黒瀬 !! お前・・・弘海に・・・・・・何かしただろ」
体を震わせながら、疑いの眼差しで俺を見、俺の襟首に掴みかかった・・・
いや正しくは、ぶら下がられた。





「ん・・・まぁちょっとな・・・・・・・・・あれだ・・・まぁ味見を・・・」
パチンと頬がなった・・・悠木は涙を滲ませている・・・・・・。




「僕は・・・僕は、黒瀬を信じたんだよ・・・信じて・・・弘海を預けたのに・・・」
こんなに衰弱するまで・・・気づかなかったのか・・・と




「朝起きる前の 弘海の寝顔は、 ホッペが淡いピンクに色づいて可愛いんだ」
自分は毎朝、弘海の顔を眺めてたんだから・・・と





そう言われて見れば、いつもより白っぽい顔してるか・・・
ふっくらと柔らかく甘い唇は、 もっと 鮮やかな桜色だったはず・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな、俺を睨むな・・・・・・悠木。




・・・・・・俺、そんな・・・酷くしたか?
・・・・・・・・・多少、感じさせ、出させ過ぎたか、そんなモンだろが・・・
これでも我慢して・・・・・・・・・・尻の穴に俺のモノ・・・突っ込んだわけじゃねぇし。




いや、少なくとも俺が知っている弘海は、そんな ひ弱じゃない、もっとタフだ。




「弘海がまだ、通院中だってことは、わかっていたはずだろ、・・・・・・事故後、なかなか意識が戻らなかったんだよ」




「なかなかって・・・そんなに・・・長い間か」
「黒瀬・・・何も聞かなかったの、 僕には 前から友達だったって言ったじゃないか」





「あ、いや・・・それ程重要なことじゃないかと・・・俺との記憶を 無理に引き出さなくてもいいかと・・・病院関連の話題は・・・その・・・母親それで亡くなって・・・聞きづらかったんだ」





「とにかく、これは僕らの手に余るから、かかりつけの病院に連絡して、指示を仰いだほうがいい。下手に動かすとまずいかもしれないし」




弘海の荷物の中から、診察券を見つけ、連絡をとった。
悠木は医者の息子だ・・・カウンセリングの内容も・・・多少弘海から聞いていたようだ。




俺は面白くなかった・・・・・・・・・・・・俺より後から、弘海と出会ったくせに・・・
俺の知らない弘海を知ってる事に・・・






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第4章  恋模様  −その13−感受 

光が感じられない・・・音も聞こえない・・・熱くも寒くもない・・・何の刺激もない・・・




まるで宇宙空間のように、上下左右・・・自分が、どの方向を向いているのか、
わからない・・・




体を動かそうとしても、何もぶつからない・・・何の手ごたえもない・・・感覚が消えてる。





・・・・・・・・・無の世界?・・・・・・・・
弘海の意識の下に落ちていっているのか・・・・・・だから何の感覚もないのか?






・・・・・・・・・怖・・・・・い・・・・・・・・・・・
僕、もしかして・・・消えちゃうの!!
いや、いや、嫌だ・・・・・・・・・お願い・・・僕を消さないで! ・・・消えるのは嫌!




思い当たった、恐怖が僕を包み込む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・融合?



ヒロちゃんの意識に取り込まれて、僕は消えちゃうの?・・・





うるせぇ・・・ うるせぇ・・・ なんだってんだ・・・ うるせぇ・・・




起きろって・・・ 俺は眠いんだよ・・・ 寝かせろって・・・




あぁ・・・ わかったって・・・ わかったよ・・・ 起きりゃいいんだろ




・・・・・・・・・・ん?・・・・・・・・体が動かねぇ・・・・・何だ・・・くそっ・・・・・・重い・・・・・・




のどが渇いた、水が飲みてぇ・・・・・
「み・・・・・・・ず」
辛うじて目蓋を少し持ち上げ、声を絞り出した・・・




指一本動かせねぇとは、どういうことだ・・・。 ぼやけてよく見えねぇし・・・。



誰かは判らない人影が・・・俺を、抱き起こし、コップで飲ませようとしてくれる・・・
俺は、飲み込む事も出来ずに・・・・口から水が、溢れ出てしまった・・・・・・くそっ
・・・・・・・・・・・この際何でもいい、のどが渇いてんだ俺は。




・・・・・・冷たい唇が 俺に重なり 口を開けられて、舌を入れられて・・・
冷たい水が のどに流れ込んできて・・・ ごくっと飲み込めた・・・ 美味い!
「も・・・・・・・と」




もっと欲しいと声を 絞り出すと、何度か水が与えられた。
俺は満足した・・・・・何だか とても疲れている・・・眠い・・・俺は深い眠りに落ちていった。







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第4章  恋模様  −その14−決意

病院への電話で、今日一日は様子を見るように言われた。 悠木と相談して、
校医に来診してもらう事になり、対応と昨夜の状況説明のため、俺が残ることにした。
カウンセリングの方へは、今日の夕方、俺が状況を報告に行くことになった。




校医が到着する少し前、弘海は微かに意識を取り戻した。水が欲しそうで、
悠木がコップでミネラルウォータを、飲ませようとしたが、うまくいかず、
俺が口移しで飲ませた・・・すぐにまた意識が、なくなっちまったが。




校医は、いけ好かない野郎だった。いや・・・仮にも医者に向かって・・・どうかとも思うが、
・・・俺と同系の臭いが・・・いや・・・同系というよりは、もっと・・・・・・・・・・・・とにかく、
『 この野郎と、弘海を二人っきりには、絶対してはならない 』 と俺の直感が言ってる。





弘海を見る目付きが気にいらねぇ・・・触れ方もアレだし・・・って服脱がすのかよ!
いやらしい視線で、弘海を見んじゃねぇ!・・・診てるってか?




そこ触んな! そこは俺専用の胸の尖りだ、診るのに触る必要ねえだろが。
昨夜のことを、根掘り葉掘り聞きやがって・・・・・・・・・弘海は、俺に惚れてんだよ。




やった体位は 関係ねぇだろが!  弘海は、俺にやられて嬉しがってたんだ。
そりゃまぁ、キスマークくらい付けるさ、こいつは俺のモンだし。
だから、同意の上だって言ってんだろが、しつけぇ。





寮長に追い出された・・・くそっ・・・学校へ行けだと・・・心配で行けるかってんだ。
あの野郎と二人っきりじゃねぇって事だけが救いだが・・・即効で帰ってくるぜ。





くそっ、俺は 弘海の傍に居てーんだったら・・・
寮に帰って来た早々、今度は悠木に追い出された。
ぶちぶち文句を呟きながら、俺は病院へ電車で向かっている。
カウンセリング担当医に昨夜と今朝の状況説明にだ。




通常は予約で何日か待たされるようだが、弘海の場合は、特殊な例らしく、
すぐに、時間を取ってもらえた事はラッキーだと悠木は言っていた。





俺は、イラついた。
どうも的を得ないっていうか・・・・・・・はっきり言えって
・・・・・・・・遠回しに言われても、わかんねぇぞ 自分だけ納得すんな・・・くそっ。
・・・そう、アレ・・・患者の情報を、他者には漏らさないっていうアレだ。





俺が色々と説明し、うなづきながら聞いている。
俺と弘海が愛し合い始めた、きっかけも聞いてくる・・・何でだ、俺に喧嘩売ってんのか。




昨夜の事を、根掘り葉掘り・・・医者は何でそんな事、知りたがるんだ・・・くそっ
この医者は、弘海の表情はどうだったのか・・・喘ぎ声はどんなだったか・・・
何だってんだ・・・




俺が弘海の想い人だとわかると、なるほどと・・・
早く俺に、わかるように説明しろ、段々ムカついてきた。




校医だけじゃなく、お前も、弘海を狙ってんのか?・・・




俺が当事者だということで、特別に教えられた情報に、
俺の疑問は・・・いい意味で裏切られた。




ただ 『 困惑 』 と 『 あぁやっぱりな 』 という感情が、ごちゃ混ぜに・・・




『 あぁやっぱりな 』 は弘海の中に二人の人格が存在しているって事
『 困惑 』 は弘海の中にいるのが、同じ事故で亡くなった、母親の彩音だという事だ。




弘海の中に、 『 ヒロミ 』 と 『 アヤネ 』 が存在していて、
事故後、出てきているのは 『 アヤネ 』 だと本人が言っていたと。
催眠療法で、最近になって 『 ヒロミ 』 も出てきたと。
いつ頃か聞くと 丁度、俺が弘海に添寝をしてやった 『 その日 』 だ。




俺は鳥肌が立った。
そう、その日が 愛し合うきっかけ となる日だった。




カウンセリングで 『 ヒロミ 』 を出したその日、 『 アヤネ 』 はうなされて、
そして、なだめているうちに、弘海の股間がきつそうで、見かねて俺が、自慰を手伝った。




で、俺も興奮して・・この数日間で、こういう事になったんだ。




俺は・・・弘海の中にいる母親の 『 アヤネ 』 に、惹かれ愛しているんじゃないか。
うーん・・・だが、俺としては・・・萌えるんだ、あいつに、医者にまで嫉妬しまくってる。





この際、母親だろうが、なんだろうが、弘海である事に違いはねえんだ。
俺は、弘海の中の 『 アヤネ 』 を愛している。 『 ヒロミ 』 は、俺のダチだし、
たとえ弘海の中で、 『 アヤネ 』 と 『 ヒロミ 』 が入れ替わり続けても、
俺は、変わらず愛し続ける、放してやるつもりなんかない。




俺は、腹を決めると、カウンセリング担当医に、それでも弘海を、愛し続けると伝えた。





『 アヤネ 』 か、待ってろよ、いっぱい愛してやるからな・・・・・・。
俺は、これから抱き続ける、弘海の中の 『 アヤネ 』 を想い、股間を熱く滾らせた。





早く帰ろう・・・弘海のもとに・・・・・・傍にずっと寄り添って放さないぜ。





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第4章  恋模様  −その15−遠吠え

寮長のところに報告して、部屋に戻ると、悠木と椎崎が 弘海に寄り添っていた。




椎崎・・・・・・お前まで何でいる・・・・・・・・・・・・・・それは、俺んだぞ・・・
お前は、みさかえなく手を出すからな・・・・・・違うって?・・・・・・前科があるだろが。
俺が知らないとでも思ってんのか・・・・・・・・・・あ? 今は、違うって?




・・・・・・ん・・・・・・悠木? お前何してんだ・・・タイは抜くは、ワイシャツのボタン・・・
外しまくって、はだけるな・・・着替えるなら自分の部屋で・・・っておい・・・なにぃ!




・・・・・・・・・あー・・・悠木、そいつは、止めておいた方がいいぞ・・・・・・・・・・・・って聞けよ。
悠木、俺に弘海を 取られたからってなぁ・・・・・・・ちょっとは自分を大切にしないと。
聞いてねぇ・・・・・・まぁ・・・本人がいいならいいか・・・・・・だけどなぁ・・・俺は忠告したぜ。




はぁ・・・・・・疲れた。 もう、お前らの事はどうでもいい。
「で、どうだった、俺がいない間、弘海の変化は、あったか?」



「ううん、あれから特に何も・・・・・・朝、校医に点滴をしてもらって顔色よくなったし」
悠木は、椎崎にくっ付きながら 嬉しそうに、弘海の顔を、覗き込む。




「校医か・・・・・・あいつ胡散臭いだろ・・・・・・俺の勘がそういってる」




「何だよそれ・・・医者でしょう」
悠木は、椎崎に体をもたれさせながら、呆れ顔だ




「悠木も、あいつには、気をつけた方がいいぞ・・・友人として、忠告だ」
おい、聞いてるか・・・俺は大事なこと言ってんだぞ。




「あいつも、お前や俺と 『 ご同類 』 って事か」
椎崎が言い・・・くっくっと、笑いながら・・・後ろから悠木を抱きしめた。




「あいつは、男も女もいける口だよ、俺や黒瀬は、同類の臭いに敏感だから」
悠木の耳元で囁き、はだけた胸元から服の下に手を入れ、撫で回し始めている・・・





ああ、そうだ俺の勘だ、俺は男に目覚めた・・・・・・・・・・・というか弘海に惚れた。
その前まで女とやってたんだから、 俺は、惚れれば両方いけるんだろう。




だが今は、男だろうが女だろうが関係ねぇ、
俺が、萌えるのは 『 弘海だけ 』 だ。
だからかどうか、わからねぇが・・・ご同類系の、野郎の臭いは、プンプンわかるぜ。





・・・・・・・・・あーもう、ここで喘がすな!・・・俺だって弘海とやりてぇんだぞ!





弘海の顔を覗き込んで、唇を重ねた・・・・・・暖かかった。
あぁ足りねぇ・・・・・・ぜんぜん足りねぇぜ。  弘海ぃ・・・




「こらっ弘海から離れる・・・だめじゃん・・・弘海の意識が、戻るまで待ちなって」
無理やり離された。くそっ、お前ら・・・・・・・・・・・・・・・・二人して俺の邪魔すんな!





ガウゥゥゥー・・・・・・早く 『 俺と弘海の愛の巣 』 から出てけ、
他でいちゃつけ・・・見せ付けんじゃねぇ・・・・・・・・・・・・・俺の叫び声はむなしく響いた。





(第4章 もくじへ)


第4章  恋模様  −その16−試行 ※R18

※R18



悠木と椎崎を部屋から追い出すと、鍵をかけた。 もう邪魔されたくない。



意識は相変わらずないみたいだ・・・・・・でも、このままには出来ないよな・・・
かといって、意識のない相手にシャワー浴びせられないし・・・
うーん、裸にするんだし、着せるのもな・・・




そうだな、素肌にはやっぱタオルケットっしょ・・・・・・自然に鼻歌が出てくる・・・
弘海の方のベットに、洗い立てのタオルケットを追加して、ベットメイキングした。
後は、熱々のタオル・・・・・・うん、10本位用意して・・・と。よし、準備完了。





さぁ、弘海・・・今気持ちよくしてやるからな・・・・・布団を剥いで、着衣をすべて脱がせ、
手早く、ぬぐい清めていく・・・・・・ふいたところから、熱が冷め空気に触れて・・・
まだ、赤くうっ血している胸の尖りが、しこって・・・・・・ますます・・・・・・色香を放つ。
うっ・・・目に毒だ・・・しゃぶりてぇ・・・・・・だめだ、さっさとやっちまわねぇと・・・





丁寧に足の先まで ぬぐうと、抱き上げて、弘海のベットに寝かせ、
タオルケットと上掛けをかけた。
「ちょっと、待ってろ・・・・・・即効でシャワー浴びてくるからな」




耳元で囁くと、桜色の唇にキスを落し、使用済みタオルと一緒にバスルームへ向かった。




俺は、弘海の寝ている布団へ潜り込み・・・・・・・・お待たせと囁いた。
桜色の唇を軽く、食み・・・・・・唇を這わせて白い肌の感触を楽しむ。




白い首筋から鎖骨のラインにかけてゆっくりと・・・ 弘海の首筋の性感帯の場所で・・・
「『 アヤネ 』 早く戻って来いよ、愛してる」
唇を肌に付けたまま呟き・・・・・・・・・・・・・・・・・・強く吸った。





どうすれば、目覚める?・・・・・・・・・・・・このまま、寝かしておけば自然に目覚めるのか?
それとも、何かの刺激が必要か・・・・・・性感帯を酷く刺激して弄ればそれで目覚めるか?




何もかも、手探り状態だが・・・・・・・・・・何らかの手を打ったほうが良い・・・
俺はそう結論付けると、早速、取り掛かり始めた。





不意に・・・・・・・・・・・意識が・・・・・・・・・・・・・・・・・浮上した。
ぐらぐらと回りながら、どこかへ引っ張られる感じだ、気持ちが悪い・・・吐き気が
ズンっとした重みが体中に感じる、頭も顔もそこら中だ・・・





感覚が戻ってきている・・・・・・・・・背中に感じるのは、さらさらとしたシーツ。
誰かに、体を触られて・・・・・・・・・でも、嫌な感じはしない・・・
圧し掛かられる重み・・・・・・・・・・・胸の尖りには腰にくる耐え難い舌と指の刺激。
快感を無理やり引き出され・・・・・体中が熱く滾ってくる。
股間でうごめいている・・・・・・・・・上り詰められるような、覚えのある指先の刺激。
体の興奮に、呼吸が乱れ・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戻って・・・・・・・こられたんだ・・・・・・・・・・・・・






(第4章 もくじへ)


第4章  恋模様  −その17−告白

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戻って・・・・・・・こられたんだ・・・




「く・・・・・・・・ろ・・・・・・・せ」
声を絞り出す・・・・・・涙で滲む目を・・・・・・瞬きを繰り返し・・・・・・視界が戻ってきた。
僕が手を動かすと・・・・・・恋しい人の髪の毛に、指先が触れた・・・・・・




黒瀬は顔を上げた。・・・僕の体を弄るのをやめて、とろけるような笑顔を 僕に向けた。
「気が付いたか、 『 アヤネ 』 よかった」




僕は硬直した・・・・・・今・・・黒瀬は・・・・・・何と言った?・・・・




全身から血の気が引いていく・・・・・・
体が震えだした・・・・・・・・・知られてしまった・・・・・・僕の秘密・・・・・・
嫌われてしまう・・・・・・嫌だ僕・・・・・僕は、黒瀬の傍にいたいのに。



「黒瀬・・・な、何で・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・ごめんなさい・・・僕・・・・・・僕は」
涙が、後から後から溢れ出て・・・・・・言葉に詰まった・・・謝んなきゃ・・・
・・・・・・・・僕、黒瀬に謝んなきゃ・・・




「『 アヤネ 』 だよな? 丸一日近く、目を覚まさなかったんだぜ、心配させやがって」
黒瀬は、確かめるみたいに、抱きしめて、僕の唇に軽くキスした。




「病院行って、お前のこと全部 聞いてきたんだ」
僕の頭を優しく撫でながら、瞳の奥を覗き込んでくる・・・




「泣くなよ・・・・・・・・・・・・・・俺は、 『 アヤネ 』 に出会えて嬉しいんだぜ」
僕の目元に唇を寄せ、溢れる涙を吸い取ってくれる。




「で、出会えて・・・・・・嬉しい?・・・・・・僕は、ヒロちゃんじゃないのに怒ってない?」
体の震えは止まらない・・・・・失ってしまう恐怖感が、僕に重く圧し掛かってくる。




「『 ヒロミ 』 は俺のダチだよ、 『 アヤネ 』 は、俺の恋人だろ。 俺は決めたんだ、放してやらねぇから、覚悟しとけよ」
黒瀬は苦笑して、決めたんだから俺に従えと・・・・・・僕に唇を重ねて舌を入れてきた。




僕は、嬉しくなって、幸せな気分で、体中が熱く燃える様になって・・・
恋人って言ってくれた・・・・・・『 アヤネ 』 は恋人って・・・ヒロちゃんじゃなくて。




嬉しくて、嬉しくて・・・涙が止まらない・・・・・・僕は、しゃくり上げてきてしまって。
キスを解いた黒瀬に・・・・・・苦笑されてしまった・・・・・・・・・・・・・でも、止まらなくて。





黒瀬は座りなおすと、僕を優しく抱き起こし・・・・・・・・・・・・・・胸に抱いて・・・
背中を、とんとんとあやしながら、僕が落ち着くのを・・・・・・待ってくれた。




僕・・・・・・僕、黒瀬の傍にいてもいいんだね・・・
僕、黒瀬を愛し始めてるんだ。
僕の胸は、温かいもので満たされていった。





(第4章 もくじへ)


第4章  恋模様  −その18−遊戯 ※R18

※R18


「アヤネ・・・アヤ・・・アヤ・・・アヤ・・・」
僕を、バスルームに連れてきた黒瀬は、囁きながら、優しく・・・・・・そして情熱的に、
・・・・・・・・顔中にキスを、押し付けるように唇を這わす・・・



そんなにされたら・・・・・・僕どうにかなっちゃうよ・・・
頭の中が、痺れてきて何も考えらなくなる・・・




体中がぞくぞくする・・・・・・僕・・・僕・・・変だ・・・ぞくぞくする所を触って欲しい。
「ん、ふっ・・・・・・んっ」




・・・・・・体が変だ・・・もっと、黒瀬に触れられたい・・・・・・・・・・もっと僕に触って。






黒瀬の舌先が、僕の首筋を這い、僕のいい所で軽く噛付かれ、きつく吸われた。
「あんっ」




「アヤネ・・・アヤ・・・アヤ・・・アヤ・・・好きだ」
左の胸の尖りを口に含まれ、右の胸の尖りを黒瀬の左手が弄り始めた・・・





僕の腰が跳ねる・・・僕は、黒瀬の頭を抱き、感じすぎて腕の震えが止まらない・・・
「あっ・・・あっ・・・あぁっ・・・やぁん」




バスルームに僕の喘ぎ声が反響して、余計に興奮する。
僕・・・・・・とっても、エッチだ・・・




もっと、もっと触って、僕の感じるところ全部・・・・・・そんな事、思っちゃう僕って、
やっぱり変だ・・・・・・・・・・・黒瀬に、触って欲しくて・・・・・・・・・・・自ら押し付けちゃう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・恥ずかしいでも、止められない
僕、こんなんじゃ、嫌われちゃう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、止められない。





「触って、もっとぉ・・・いっぱい・・・僕に・・・もっと僕に、僕に黒瀬ちょうだい」





僕のファルスから先走りが、だらだらと溢れ続けている。
僕は・・・黒瀬の体に、それを擦り付けてしまっていた・・・・・・・・・・・それに気づいても、
僕には それを止めることが出来ない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・欲望に支配されて、
僕の体はコントロールが出来なくなってしまった。





黒瀬は、甘噛みし、吸付き・・・唇と舌で胸の尖りを弄りながら、
僕を左手で支えて、ボディソープを右手にとり、僕の尻を撫で始めた。
撫でながら、僕のスリットに滑り込み・・・





僕の、秘穴の周りを優しく撫で回す。 ボディソープの滑りを借りて、
つぷっと指をいれると、入り口から浅い部分を・・・・・・・・・・弄り始めた。




出たり入ったりしながら、あやすようにほぐし、徐々に深く動かし始める
「アヤネ・・・アヤ・・・アヤ・・・アヤ・・・いいだろ・・・ここ・・・いいよな・・・アヤ」




いくら、2度目とはいえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・異物感は慣れない。
「や、やぁ、やだぁ・・・・・・やぁ・・・黒瀬ぇ・・・だめぇ」





「ここ、開くように慣らさねぇと、アヤと繋がれねぇんだよ・・・・・・・・・入れるのはもっと慣れてからだ・・・・・・・・・・・アヤ、俺を愛してるなら・・・いいだろ」





そりゃ・・・・・・そうかもしれないけど・・・・・・そこはもっと優しく触れて欲しい。
涙を滲ませながら僕は思う・・・・・・感じすぎると痛いんだよ? 黒瀬・・・





僕の一番感じる場所を、角度を変えて、黒瀬のたくましい指で、まさぐられてしまう。
「ひ、ひゃぁ・・・いやだぁ・・・黒瀬ぇ・・・あぁん、あんっ・・・そこ・・・優しくぅ・・・」




黒瀬のファルスと僕のファルスを、一緒に握らせると、黒瀬は動き始めた・・・
黒瀬の腰の動きにあわせ、指を秘穴に出し入れする、
「アヤネ・・・アヤ・・・お前は俺のモンだ・・・アヤ・・・アヤ・・・もっと、俺を欲しがれ」





感じすぎて涙を流しながら、僕は、いやいやする・・・もう、我慢できないよぉ。
黒瀬は、腰使いを速め、追い上げていく、




僕の中の指は、黒瀬のリズムで、執拗に一点を突きまくられて・・・。
「あ、あ、あぁん・・・あん、もう無理・・・黒瀬、黒瀬ぇ・・・」





「アヤ・・・アヤ・・・愛してるぜ・・・一緒にいこう」
縦横無尽な腰使いで、僕と黒瀬のファルスは一緒に上り詰め、びゅくびゅくと爆ぜた。




黒瀬は・・・・・・とろけるような笑顔を見せる・・・・・・もう、どこにも行くなよって・・・
僕だって離れたくなんかないよ・・・・・・・・・・・・僕は、黒瀬に抱きついて甘えた・・・
「愛してる、黒瀬・・・・・・もう放さないで」





(第4章 もくじへ)


第4章  恋模様  −その19−波紋 ※R18

※R18


僕の体に腕を絡ませながら、まだ眠っている黒瀬の腕を、
そっと離して僕はベットを降りた。




カーテンを開けると、朝の清々しい光が、僕を包み込む・・・
窓を少し開けて、朝の冷たい空気を、肺いっぱいに吸い込んだ。・・・気持ちいい!





「ん、アヤ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・起きたのか」
黒瀬が、ゆっくりと僕の傍へ・・・・・・・・・・僕を後ろから抱きしめた。




「俺が寝てる隙に離れんなよ・・・・・・隣にいなくてあせったぜ」
耳たぶを軽く噛み囁く。




「あ、ごめん黒瀬、起こしちゃった」




「アヤ・・・・・・俺を朝から煽るなよ・・・・・・たまんねぇ」
僕のうなじに吸付き、胸をまさぐってくる・・・・・・






・・・・・・・・・確かに・・・裸体のままでいた、僕も悪いけど・・・
黒瀬に、触れられると僕もエッチなこと・・・・・・したくなっちゃうじゃん。
いくら 『 やりたい盛りの高校生 』 だからって・・・






僕は、黒瀬の股間を・・・・・・後ろ手で、ギュッときつく握った。
うぉっ! と黒瀬が声を漏らしたが気にせず・・・・・・




「さ、僕 着替えるんだから・・・黒瀬も・・・ほら、ほら」
さらに、ギュッギュッと握ってやった。 黒瀬が僕を放すまで・・・






いつも元気な佐伯が調子悪そうだ、朝からフラフラしている。
悠木も同じように思ったらしく・・・二人で佐伯を保健室へ連れて行こうとしたら、




黒瀬に止められて・・・・・・何でだよ・・・・・・黒瀬が佐伯を保健室へ連れて行った。
黒瀬は心配性なんだから・・・・・・・・・校医に気を付けろって・・・何をさ。




それに・・・・・・考えてみれば・・・・・・今日木曜日だし・・・医者って休みなんじゃ?
悠木も・・・そうだよ、黒瀬ったら心配性なんだからってクスクス笑ってる。




僕、そんなに信用ないのか・・・ちょっと落ち込むな・・・
イケメンらしいけど、僕 興味ないし・・・黒瀬がいいもん。





悠木も校医に気を付けるように言われたって・・・
『 男も女もいける口だから 』 って言われたらしい。




要するに、僕らが受けで、目を付けられて、襲われるから気を付けろって事。
悠木は僕にそう言うんだけど・・・生徒に手を出すかね・・・・・・・・・校医。





「教師じゃないから・・・あるかも・・・弘海、気を付けたほうが良いよ」
黒瀬が半端じゃなく嫉妬するし・・・心配させるの良くないからって・・・




「え、僕?  悠木だってだろ、お互い気を付けないと」
僕より色っぽい悠木の方が狙われるんじゃないか・・・
僕だって時々、押し倒したくなるくらいだし。





「うーん、でも僕まだ・・・付き合ってるってわけじゃないし・・・・・・狙っている人は居るんだけどね」
人差し指を唇に当て、物憂げに呟く・・・・・・い、色っぽい・・・




「え、誰 誰、どんな人・・・悠木ぃ・・・教えろよ」
僕は、悠木の両肩を掴んで、揺さぶる。





「ふふっ・・・ひ・み・つ・さ」
僕の胸元に入り込んで、僕の唇に・・・人差し指で、ちょん、ちょんって・・・




うぅっ・・・・・・・・・・悠木、お前ワザとか・・・・・・ワザとなのか・・・・・・・その仕草。
僕を煽るなよ・・・・・・お、押し倒したくなる・・・・・・その色気、犯罪だ。





僕は、悠木のせいで、下半身が反応してしまい・・・困った。
・・・・・・僕・・・黒瀬のこと言えない・・・・・・しかも節操なしか・・・ガックシ。



「なぁ、鈴木って、黒瀬と付き合ってるの」
あまり喋ったことのないクラスメートが声をかけてきた。確か・・・・・・林ってやつだ。




「うん、僕、黒瀬と付き合ってるよ」
僕は、笑顔で答える・・・・・・付き合ってるって・・・・・・自分で言うの照れる・・・てへっ





「もう、ガンガンにやっちゃってる? わざわざ同室になったそうだし」
ニヤケタ顔を僕に向けた。 僕の体を舐めるような視線で見る・・・・・・気分が悪い。




「え・・・・・・ガンガンに?・・・・・・何を?」
・・・・・・エッチな事はしてるけど・・・ガンガンって表現はどうなんだろう・・・・・・微妙。





「おい、止めろよ、弘海に手を出すな」
悠木が果敢に止めに入るけど・・・・・・他のクラスメートが悠木を押さえつけた。
名前は・・・えーと・・・確か・・・安田だ。




「止めろ!・・・・・・・・・悠木に何すんだ放せよ!」
僕は叫んだ・・・でも他のクラスメートは・・・・・・ただ成り行きを見ているだけだ。
何で助けないんだ・・・・・・僕は、腹が立った。






「突っ込ませてるんだろって言ってんだよ」
僕の尻に無遠慮に撫で触ってくる・・・・・・・・・・・・怒!





「何すんだよ!・・・・・・・お前失礼だよ!」
ぞっとして鳥肌が立ち、林の手を捻り上げた・・・・・・つもりだったが・・・
反撃されて林の腕の中に抑え込まれた・・・・・・くそっ・・・放せ・・・・・・放せよ!!





「俺らにも、ヤラセロよ、けちけちスンナって、気持ちよくさせてやるからさ」
いやらしい手つきで、撫で回すのは止めろ!!・・・・・・僕は悔しくて涙が滲んできた。





「嫌だ、やめろ・・・放せ・・・放せよ・・・・・・黒瀬、黒瀬ぇ」
僕は叫んだ、愛しい人の名を・・・・・・助けて・・・・・・助けて黒瀬・・・






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第4章  恋模様  −その20−悪戯 ※R18

※R18


「嫌だ、やめろ・・・放せ・・・放せよ・・・・・・黒瀬、黒瀬ぇ」
僕は叫んだ、愛しい人の名を・・・・・・助けて・・・・・・助けて黒瀬・・・
僕は、血の気が引き、がくがくと体が震え止らなくなった、呼吸が苦しい・・・




授業開始前の教室はざわめいている。隣の教室からも、野次馬が集まって来ていた。





「あらら・・・黒瀬呼んでるよ・・・・・・ったく・・・・・・焼けるねぇ」
悠木を押さえつけていた安田が苦笑している・・・




「くくっ・・・・・・たまんねぇ・・・・・・震えてるし・・・・・・」
放せ林・・・放せって、僕に鼻息をかけるな、撫で回すな・・・気色悪い・・・いやだ・・・嫌だぁ。
僕の首筋に鼻を近づけるな・・・・・・怒!



「くくっ・・・うなじにキスマークめっけ・・・愛されてるねぇ・・・弘海ちゃん」
僕のジャケットの内側に手をしのばせ、Yシャツの上から胸をまさぐってきた。




ほぼ毎日のように 吸われ弄られていた僕の胸の粒は Yシャツの上からでも、
はっきりわかるくらい自己主張している・・・・・・
「くくっ・・・・・・ここ、こんなにしちゃって・・・・・・俺に弄られて感じてるのか?」




林が囁き、いやらしい手つきで執拗に僕の胸の粒を弄る・・・
僕は気色悪くて吐きそうだ。





「あっ・・・あん、やぁ・・・・・・だめ・・・だめぇ・・・・・・・・・僕に・・・触んないでぇ・・・・・・・僕、好きな人が・・・・・・・・・いるんだぁ・・・やぁっ」
悠木が喘ぎ始めた・・・・・・くそっ・・・・放せ林!





「よせ安田、悠木に触るな、やめろぉ・・・・・・それ以上やったら許さねぇぞ!」
僕は振りほどこうと、もがく・・・・・・気色悪がってる場合じゃない・・・
悠木が・・・悠木がぁ・・・・・・





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第4章  恋模様  −その21−無力

「よせ安田、悠木に触るな、やめろぉ・・・・・・それ以上やったら許さねぇぞ!」
僕は振りほどこうと、もがく・・・・・・気色悪がってる場合じゃない・・・
悠木が・・・悠木がぁ・・・・・・




黙って見ていた隣のクラスの奴が・・・・・・呆れた様な声をかけてきた。




「あー鈴木・・・助けた方がいいか?・・・・・・お前めちゃくちゃ 強いジャン・・・ってか・・・・・・・俺まだ命惜しいし、すぐ切れるお前に・・・・・・お近づきには、なりたくないんだけど」




「わぁっ・・・・・・安藤!それ、言っちゃだめだ・・・・・・禁句だ!タブーだ!言うな」
悠木が声を張り上げた・・・・・・



はぁ?・・・何それ、
確かに・・・・・・ヒロちゃんに、護身術を小さい頃から、習わせてたけど・・・・・・
そんな、乱暴ものみたいな言い方って・・・・・・ヒロちゃんが、そんなはずないじゃない。




「ってか別人ジャン・・・・・・お前本当に、あの鈴木弘海か?・・・・・・それとも演技?楽しんでやってんの?・・・だったら俺、お邪魔虫だしぃ」




「これがか・・・・・・・・・俺の腕の中で震えている・・・この鈴木が?・・・人違いじゃねぇ」
林が鼻で笑う。本当だったとしても、大げさだと。




確かに今ここで、僕じゃなくてヒロちゃんがいたなら・・・
悠木を守ること、弘海自身を守ること・・・・・・できるだろう。



ヒロちゃんなら・・・・・・・・・・・・・・・僕じゃなくて・・・
僕は、大切な友達を守ることも出来ない・・・僕は守りたいのに・・・僕は・・・僕は・・・



呼吸を落ち着かせようとした・・・・・・息が詰まる・・・苦しい・・・苦しい・・・僕・・・
涙が溢れた・・・・・・止まらない・・・・・・苦しい・・・・・・辛い・・・・・・苦しい・・・



耳が聞こえなくなった・・・・・・目の前の光景が・・・音を出さないで、遠くでテレビを見ている、そんな感覚・・・・・・苦しい・・・・・・ぼやけて見えるのは、涙のせい?



指の感覚がなくなった・・・・・・林は僕から離れたんだろうか・・・・・・先程から弄られているいやな感覚がない・・・・・・悠木は?無事だろうか・・・・・・僕の目には映らない・・・・・・



視界の片隅に、チラッと黒瀬が見えたみたいな気がした・・・
あぁ・・・・・・良かった・・・・・・もう・・・・・・だい・・・じょう・・・ぶだ・・・






何も見えなくなった・・・・・あぁ、また・・・ヒロちゃんの意識の下に、潜ったんだ僕・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・もう、息苦しさも感じられない・・・・・・・・・





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第4章  恋模様  −その22− by悠木

弘海の体が崩れ落ち、林の体が吹っ飛んだ。
「俺のモンに手を出そうなんて・・・・・・・・・・・・誰に喧嘩売ってんのか、わかってんだろーな、手加減しねぇぜ 林、安田 !!」


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