葵―春物語 1−1(序章)
今日は、こどもの日、端午の節句・・・朝から大忙しで母は、来客用の料理を作っている。
近くの神社がお祭りなのだ・・・
毎年、この5月5日は盛大な祭りとなる。
神社の側にある 葉桜並木に囲まれた公園は、桜の季節には花見で賑わい、
夏場はバーベキューを出来る公園として 季節ごとに賑わいを見せていた。
黒瀬 葵(あおい)は、18歳。 とりあえず高校に通っている。
3人兄弟の真ん中だ。
長兄は、大学の近くで、一人暮らししているし、
今年から、弟の拓弥も全寮制の高校に入り、
俺は二人部屋だったのが一人で、悠々と使っている。
2人は今年のGWに帰ってこないと連絡があった。
この歳で、出店の立ち並ぶ、祭りに行きたいとは、あまり思わないのだが。
祭りを楽しみに、従兄弟が遊びに来るので、ついつい同行する羽目になるわけだ。
いや、大人達の飲み会が主たる目的で、子供らはそのついで・・・という感じもするが。
出来れば寝ていたい・・・寝ていたいんだ俺は。
「葵! やっぱ寝てるし〜〜!」
「ふぎゃっ!!」
布団をかぶって寝ていた俺の上に、勢い良く圧し掛かる。 従兄弟、傑(すぐる)
もぞもぞと、俺の布団の中に潜って来る 従兄弟、暁(さとる)。
平和な俺の休日は・・・今年も返上された。
「葵〜遊ぼう〜 エッチな事しちゃお〜か〜♪」
俺の体を、まさぐってくる!!
飛び起きた・・・冗談は止せ!! 俺は健全な男子だ! 拓弥とは違う!!
拓弥の様に色遊びばかりしてる男じゃないんだ。
「男同士でエッチなんかしない! するなら女とする!!」
「またまたぁ〜てれちゃって〜 葵ちゃん♪」
俺の従兄弟は、男の双子で17歳・・・俺の1コ下だ。
物心付く頃から俺は、この双子に振り回されている。
良く似た双子で、好みも同じらしく・・・
同じ服とか着てると見分けが付かない。
今日は色違いを着てる・・・
「祭り行こう、祭り」
「はい、はい・・・わかった、わかったって」
例のごとく俺は双子に引っ立てられていった。
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近くの神社がお祭りなのだ・・・
毎年、この5月5日は盛大な祭りとなる。
神社の側にある 葉桜並木に囲まれた公園は、桜の季節には花見で賑わい、
夏場はバーベキューを出来る公園として 季節ごとに賑わいを見せていた。
黒瀬 葵(あおい)は、18歳。 とりあえず高校に通っている。
3人兄弟の真ん中だ。
長兄は、大学の近くで、一人暮らししているし、
今年から、弟の拓弥も全寮制の高校に入り、
俺は二人部屋だったのが一人で、悠々と使っている。
2人は今年のGWに帰ってこないと連絡があった。
この歳で、出店の立ち並ぶ、祭りに行きたいとは、あまり思わないのだが。
祭りを楽しみに、従兄弟が遊びに来るので、ついつい同行する羽目になるわけだ。
いや、大人達の飲み会が主たる目的で、子供らはそのついで・・・という感じもするが。
出来れば寝ていたい・・・寝ていたいんだ俺は。
「葵! やっぱ寝てるし〜〜!」
「ふぎゃっ!!」
布団をかぶって寝ていた俺の上に、勢い良く圧し掛かる。 従兄弟、傑(すぐる)
もぞもぞと、俺の布団の中に潜って来る 従兄弟、暁(さとる)。
平和な俺の休日は・・・今年も返上された。
「葵〜遊ぼう〜 エッチな事しちゃお〜か〜♪」
俺の体を、まさぐってくる!!
飛び起きた・・・冗談は止せ!! 俺は健全な男子だ! 拓弥とは違う!!
拓弥の様に色遊びばかりしてる男じゃないんだ。
「男同士でエッチなんかしない! するなら女とする!!」
「またまたぁ〜てれちゃって〜 葵ちゃん♪」
俺の従兄弟は、男の双子で17歳・・・俺の1コ下だ。
物心付く頃から俺は、この双子に振り回されている。
良く似た双子で、好みも同じらしく・・・
同じ服とか着てると見分けが付かない。
今日は色違いを着てる・・・
「祭り行こう、祭り」
「はい、はい・・・わかった、わかったって」
例のごとく俺は双子に引っ立てられていった。
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