葵―春物語 1−9
俺は、同じ部の間宮桐の家へ上がりこんだ。 間宮の家は、金持ちらしい。
「腹、減ってるっしょ・・・俺も まだなんだ 一緒に食べよう ね、黒瀬君」
「えっ、いや・・・そんな悪ぃし・・・」
ダイニングルームへ通された。
「いらっしゃい」
背の高い男がダイニングから声をかけてきた。
「俺の兄貴の、檜(かい) 同じ部活の黒瀬葵 君」
「兄の間宮檜です。 いつも弟がお世話になっています・・・」
俺は緊張で・・・マジ後悔・・・いや、来て良かったぁ!!
カッコいい。 美形だ。 もろ俺好み・・・いや、何ていうか・・・
副部長は、どっちかって言うと 可愛い子ちゃん系の男だけど。
お兄さんは、二枚目だ。
ぼわっと顔が熱くなる・・・
「黒瀬君、ささ こっち座って座って」
檜にボーっと見惚れてる俺の腕を ひっぱり、ダイニングの椅子へ誘導した。
朝食は、檜の手料理だった。
「んー旨い♪・・・幸せ」
「くすっ、おかわりどうぞ」
物を食する姿もまた魅力的だ・・・見惚れた。
ツンツンと横から副部長が・・・えっ、あ・・・俺・・・・・・・苦笑されてしまった。
ヤバイ、絶対変に思われた・・・
「黒瀬君、俺の部屋行こう」
「あ、あぁ・・・うん」
朝食の後片付けを手伝い、 桐に促がされて・・・
二階の副部長の部屋は、小奇麗にしてあった。
あー何これ・・・二間続きだ。
ベットルームの他にもう一部屋ある・・・ かー金持ちって!!
「好きな場所にかけてね」
「あぁ」
俺は迷わず3人がけソファーに座った。 向かい側に桐が座る。
「ねね、黒瀬君・・・檜の事どう思う」
「えっ!!! ど、どうって・・・何が」
「檜の事、見惚れてたジャン」
「えっ、あっ、 あぁ あれは、その、まぁ・・・引き込まれたっつうか・・・釘付けになったっつうか・・・ うーん、いや・・・あれだ 綺麗だったから・・・」
あー・・・ダメだ!! 言葉に出す程ドツボにはまる!
くすくすくすっ、桐は凄ぇ笑い堪えて・・・体が小刻みに揺れている。
「そこまで笑う事ないだろ〜」
「あぁ、ごめんごめん。 いつもの事なんだ。 友達とかに檜を紹介するとね。 皆、黒瀬君と同じ様に・・・ね」
「そ、そうだろ〜 うん、別に俺がおかしいわけじゃねぇよ うん」
昨日今日と俺、変な事に巻き込まれて・・・俺自体がその気に目覚めたのかと、焦ったぜ。
「で? 黒瀬君はどういうのが好み?」
「えっ・・・」
どきっ!! 桐の表情は・・・なんかこう・・・いつもと違っている。
危険を知らせる赤いライトが、俺の頭の中に点灯した!
整った顔にその表情は罪だ! くらっと来る・・・ いや、俺が変なのか?!
ドキドキが治まらなくなって、うつむいた。
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「腹、減ってるっしょ・・・俺も まだなんだ 一緒に食べよう ね、黒瀬君」
「えっ、いや・・・そんな悪ぃし・・・」
ダイニングルームへ通された。
「いらっしゃい」
背の高い男がダイニングから声をかけてきた。
「俺の兄貴の、檜(かい) 同じ部活の黒瀬葵 君」
「兄の間宮檜です。 いつも弟がお世話になっています・・・」
俺は緊張で・・・マジ後悔・・・いや、来て良かったぁ!!
カッコいい。 美形だ。 もろ俺好み・・・いや、何ていうか・・・
副部長は、どっちかって言うと 可愛い子ちゃん系の男だけど。
お兄さんは、二枚目だ。
ぼわっと顔が熱くなる・・・
「黒瀬君、ささ こっち座って座って」
檜にボーっと見惚れてる俺の腕を ひっぱり、ダイニングの椅子へ誘導した。
朝食は、檜の手料理だった。
「んー旨い♪・・・幸せ」
「くすっ、おかわりどうぞ」
物を食する姿もまた魅力的だ・・・見惚れた。
ツンツンと横から副部長が・・・えっ、あ・・・俺・・・・・・・苦笑されてしまった。
ヤバイ、絶対変に思われた・・・
「黒瀬君、俺の部屋行こう」
「あ、あぁ・・・うん」
朝食の後片付けを手伝い、 桐に促がされて・・・
二階の副部長の部屋は、小奇麗にしてあった。
あー何これ・・・二間続きだ。
ベットルームの他にもう一部屋ある・・・ かー金持ちって!!
「好きな場所にかけてね」
「あぁ」
俺は迷わず3人がけソファーに座った。 向かい側に桐が座る。
「ねね、黒瀬君・・・檜の事どう思う」
「えっ!!! ど、どうって・・・何が」
「檜の事、見惚れてたジャン」
「えっ、あっ、 あぁ あれは、その、まぁ・・・引き込まれたっつうか・・・釘付けになったっつうか・・・ うーん、いや・・・あれだ 綺麗だったから・・・」
あー・・・ダメだ!! 言葉に出す程ドツボにはまる!
くすくすくすっ、桐は凄ぇ笑い堪えて・・・体が小刻みに揺れている。
「そこまで笑う事ないだろ〜」
「あぁ、ごめんごめん。 いつもの事なんだ。 友達とかに檜を紹介するとね。 皆、黒瀬君と同じ様に・・・ね」
「そ、そうだろ〜 うん、別に俺がおかしいわけじゃねぇよ うん」
昨日今日と俺、変な事に巻き込まれて・・・俺自体がその気に目覚めたのかと、焦ったぜ。
「で? 黒瀬君はどういうのが好み?」
「えっ・・・」
どきっ!! 桐の表情は・・・なんかこう・・・いつもと違っている。
危険を知らせる赤いライトが、俺の頭の中に点灯した!
整った顔にその表情は罪だ! くらっと来る・・・ いや、俺が変なのか?!
ドキドキが治まらなくなって、うつむいた。
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