葵―春物語 1−12
檜のやさしい指先が、俺を狂わせる・・・
何度も何度も、俺は檜を求めた・・・
与えられる快楽に、俺は作り変えられていく。
貪るように、俺は檜の唇を食んだ。
やさしく受け止めてくれる檜・・・
あぁ、俺・・・
変でも良いや・・・
「檜、もっと、もっとぉ・・・あぁっ、いいっ・・・もっとぉ・・・」
それが、終わり、気付くと夕方だった。
あ・・・なんてこった!! こんな時間に・・・
檜は優しく俺の髪を撫でていた。
裸体で檜の体温を感じながら、ずっと眠っていたようだ。
微かに香りがする・・・檜の体臭とコロンの混じった臭いか・・・
森の中にいる様な清々しい香りだ・・・いや、木の臭い・・・ひのきの香りか・・・
この香り好きだ・・・胸にしがみ付き、臭いを嗅いだ・・・
くすっ、檜は微笑み、俺の髪にキスをする。
「君はとても可愛いよ・・・葵。 こんなに興奮したのは久方ぶりだ、体 痛くは無いかい」
「あ・・・はい」
かぁ―っと 顔が熱くなる・・・俺 しちゃったんだ、檜さんと・・・俺・・・
自分の淫らな行為を思い出し・・・恥ずかしくなって、体を強張らせた。
檜は微笑んで俺の前髪をかきあげ、額に軽くキスする。
「俺、男は初めて抱いたんだ・・・こんなに良いとは 知らなかったよ」
「そ、そうなんですか・・・」
「くすっ、葵だって初めてのくせに・・・それとも もう誰かと こういう事してた?」
「あ、あの俺・・・俺は、その・・・ 昨夜から襲われかけてて・・・逃げてきたんです」
「あぁ、桐から聞いてる・・・家から飛び出して来たんだろ」
「・・・っ・・・知って らしたんですか!」
「朝っぱらから、何も持たずに家から逃げ出すのは、身の危険だと想像が付くからね。 もし初めてじゃなかったら、桐は薬なんて使わずに君に入れていたはずだよ。 初めてだと わかったからこそ、あいつは、薬を使ったんだ」
「えっ、わかったって・・・」
「気付かなかったかも しれないけど、桐は男専門なんだ しかも受けだ」
「えぇっ!!」
マジかよ・・・副部長!! 計画的に俺を襲ったのか!!
いや、思い返すと・・・ 確かに今までだって噂がなかったわけじゃない。
でも、俺を狙うなんて・・・ 思ってもみなかったから・・・
俺の体を優しく撫でる、背中から腰にかけて・・・ゾクゾクと甘い刺激が俺を痺れさせる。
強張った体を、愛撫するように・・・檜は俺を撫で回す・・・やばい、俺また・・・
檜の鼓動が伝わってくる・・・興奮してくれているのがわかった。 嬉しい・・・
「けど、今度は俺が男に はまったかも・・・ 葵、離さないよ、もう・・・」
唇を重ねて、情熱的に舌を絡ませあって・・・ 俺は夢見心地になる・・・
もう随分前からの恋人の様な・・・ 気分になって・・・ 俺は檜に甘える。
俺、檜が好きだ、好きだ・・・好き・・・心の奥から湧き上がってくる。
体の相性が最高なだけかもしれない・・・でも、俺・・・
俺の初体験の相手だからか?!
いや、そうじゃない!! 俺もう、檜しか・・・ 檜じゃ無きゃ嫌だ・・・
桐は檜の弟だ・・・俺・・・どうしよう・・・どうしよう・・・でも、気持ちを止められない。
檜じゃなきゃ嫌だ 俺・・・
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何度も何度も、俺は檜を求めた・・・
与えられる快楽に、俺は作り変えられていく。
貪るように、俺は檜の唇を食んだ。
やさしく受け止めてくれる檜・・・
あぁ、俺・・・
変でも良いや・・・
「檜、もっと、もっとぉ・・・あぁっ、いいっ・・・もっとぉ・・・」
それが、終わり、気付くと夕方だった。
あ・・・なんてこった!! こんな時間に・・・
檜は優しく俺の髪を撫でていた。
裸体で檜の体温を感じながら、ずっと眠っていたようだ。
微かに香りがする・・・檜の体臭とコロンの混じった臭いか・・・
森の中にいる様な清々しい香りだ・・・いや、木の臭い・・・ひのきの香りか・・・
この香り好きだ・・・胸にしがみ付き、臭いを嗅いだ・・・
くすっ、檜は微笑み、俺の髪にキスをする。
「君はとても可愛いよ・・・葵。 こんなに興奮したのは久方ぶりだ、体 痛くは無いかい」
「あ・・・はい」
かぁ―っと 顔が熱くなる・・・俺 しちゃったんだ、檜さんと・・・俺・・・
自分の淫らな行為を思い出し・・・恥ずかしくなって、体を強張らせた。
檜は微笑んで俺の前髪をかきあげ、額に軽くキスする。
「俺、男は初めて抱いたんだ・・・こんなに良いとは 知らなかったよ」
「そ、そうなんですか・・・」
「くすっ、葵だって初めてのくせに・・・それとも もう誰かと こういう事してた?」
「あ、あの俺・・・俺は、その・・・ 昨夜から襲われかけてて・・・逃げてきたんです」
「あぁ、桐から聞いてる・・・家から飛び出して来たんだろ」
「・・・っ・・・知って らしたんですか!」
「朝っぱらから、何も持たずに家から逃げ出すのは、身の危険だと想像が付くからね。 もし初めてじゃなかったら、桐は薬なんて使わずに君に入れていたはずだよ。 初めてだと わかったからこそ、あいつは、薬を使ったんだ」
「えっ、わかったって・・・」
「気付かなかったかも しれないけど、桐は男専門なんだ しかも受けだ」
「えぇっ!!」
マジかよ・・・副部長!! 計画的に俺を襲ったのか!!
いや、思い返すと・・・ 確かに今までだって噂がなかったわけじゃない。
でも、俺を狙うなんて・・・ 思ってもみなかったから・・・
俺の体を優しく撫でる、背中から腰にかけて・・・ゾクゾクと甘い刺激が俺を痺れさせる。
強張った体を、愛撫するように・・・檜は俺を撫で回す・・・やばい、俺また・・・
檜の鼓動が伝わってくる・・・興奮してくれているのがわかった。 嬉しい・・・
「けど、今度は俺が男に はまったかも・・・ 葵、離さないよ、もう・・・」
唇を重ねて、情熱的に舌を絡ませあって・・・ 俺は夢見心地になる・・・
もう随分前からの恋人の様な・・・ 気分になって・・・ 俺は檜に甘える。
俺、檜が好きだ、好きだ・・・好き・・・心の奥から湧き上がってくる。
体の相性が最高なだけかもしれない・・・でも、俺・・・
俺の初体験の相手だからか?!
いや、そうじゃない!! 俺もう、檜しか・・・ 檜じゃ無きゃ嫌だ・・・
桐は檜の弟だ・・・俺・・・どうしよう・・・どうしよう・・・でも、気持ちを止められない。
檜じゃなきゃ嫌だ 俺・・・
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